2023
04.07
化粧品の撮影

化粧品の撮影

商品撮影講座, 未分類

私たちの化粧品の撮影料金

化粧品の切り抜きカット

化粧品のテクスチャー撮影

微妙な立体感の表現

  • 丸いふくらみの部分はハイライトのグラデーションで表現いたします。
  • クリスタルの筐体も一つ一つ分離するように陰影をいかします。

ホットスタンプの表現

  • ロゴ部分はハイライトを入れて表現いたします。
  • 盛り上がっている部分窪んでいる部分も丁寧に表現します。

シズル感の表現

  • スプレーの噴射シーンやスポイトから垂る瞬間 テクスチャーや中に入っているラメの表現などシズル感を表現いたします。

スタジオ立ち会い化粧品
撮影料金
時間制料金 立ち会い撮影
おまかせリモート化粧品撮影
商品をお送りいただいての撮影
時間内でしたら何カットでも撮影いたします。立ち会い撮影ですのでお客様からのご指示に従い撮影を進めさせていただきます。お送りいただきメール 電話などでのご連絡で撮影いたします。
1カットから撮影いたします
基本料金2時間から
¥44,000税込
延長料金20分¥6,600税込
1カット¥8,800税込〜
撮影クオリティと効率のバランスは、お客様のご要望に応じて柔軟に対応いたします。
高精度撮影(反射や写り込みを丁寧に調整):表現力の高い高品質な商品画像が得られますが、撮影可能点数は限られます。
効率優先撮影(多少の写り込みを許容):より多くの商品を短時間で撮影できます。
撮影料金は目安となります。画像処理などある場合は別料金となります。
お見積もりいたしますのでご相談ください
反射する商品やホットスタンプのロゴの処理 切り抜き背景処理などは別料金となります。

化粧品のイメージ撮影 ファンデーション

こんにちは、 今回は、化粧品の撮影に関するプロ級のテクニックをご紹介します。美しい一瞬をキャッチするためのヒントとテクニックを、この記事でお届けします。

商品はDiorのファンデーションです。
曇りガラスの容器と無反射のプラスティックキャップです。
シルバーのホットスタンプがついています。
今回はライトの位置と光の強さを調整して商品の見え方の違いを見ていきましょう。

ライトと商品 カメラの位置のイラストをご覧ください。
スタジオを上から見たところです。

商品へのライティングでの見え方の違い


背景はトレペの後ろから 明るくするためにライトを1灯 
商品へのライトは2灯でのライティングです。
ライトAは左斜めにした商品表面に対して水平に光をあてました。
ライトBはカメラ横からです。それぞれストロボの出力(光の強さ)を変えて位置は動かさないで撮影してみましょう。

  • 作例01  ライトA のみ点灯 ライトB なし  
    商品横から1灯で撮影しているので凹凸のあるホットスタンプが顕著に表現されています。それとガラスのパッケージの横から透過して透明感が出ています。
  • 作例02 ライトA に対してライトBは1/4の出力 
    ライトBを点灯して表面を表現しました。ホットスタンプが綺麗に出てきました。
  • 作例03  ライトA ライトB 同じ出力 
    瓶の透明感が強調されましたが正面のファンデーションの色味が濁りました。これは弱い方のライトAにライトBの出力を合わせたからです。
  • 作例04 ライトAより ライトBが2倍の出力
    ファンデーションの色味が出てきました。でもすりガラス越しですから色が濁りますね。
  • 作例05 ライトAより ライトBが3倍の出力
    ライトBの出力を作例04より倍に上げてみました。色が綺麗に出てきましたが本当の色とは違ってきました。それと真っ直ぐライトが当たっているせいもありますがホットスタンプが飛び気味です。
  • 作例06 ライトA ナシ ライトB点灯
    ライトBの出力は作例05と同じです。ライトAを消したことによって左のガラスの透明感とファンデーションの角部分のハイライトが消えました。

上記の作例から考えるとライトBが正面すぎていて商品にまともに光がうけているように感じます。少しずらしてみましょう。

  • 作例07  ライトA ナシ ライトB 点灯 出力は作例06と同じです。ライトの中心を右にずらしました。ホットスタンプに質感が出てきました。
  • 作例08 ライトAを点けてみましょう。ライトBの1/4の出力です。ファンデーションの角にハイライトが戻りました。左側のロゴもいい感じに出てきました。もう少し明るい方が良さそうです。
  • 作例09 ライトAをライトBの1/2まで明るくします。 とっても良くなりました。

最後に右側面です。今は背後からのライトの光が回って明るくなっていますが調整しましょう。

ライトを入れて明るくしました。

色味トーンを整えて切り抜きましょう。
完成です。

化粧品撮影を受け付けております。その実例と撮影料金についてです。