2024
10.05
化粧品のイメージ撮影

化粧品のイメージ撮影の仕方

商品撮影講座, 商品 製品の撮影, 化粧品の撮影方法

ブランドの魅力を引き出す化粧品イメージ撮影

広告・SNS・ECまで対応。
ブランドの個性と魅力を最大限に引き出す演出力と照明技術で、
見る人の感情に届く「伝わるビジュアル」を制作します。


広告撮影のお悩みは以下から解決!


化粧品のイメージ撮影

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撮影のイメージを考える

化粧品の撮影をご依頼いただくにあたり私たちがどのように考え商品のイメージを写真にするかの解説を

  • タイルを使った浴室のイメージ撮影
  • スタジオにセットを組んで窓辺に置いてある化粧品のイメージ撮影

の二種類をご用意いたしました。

それぞれ撮影用の小物とスタジオ内でできるイメージ撮影を用意して透明感のある写真を制作します。


タイルを使った浴室のイメージ撮影


今回は撮影対象の商品がどのように使われるのかを考え みずみずしさや明るさが伝わるように背景や光線に気を使い小物等を配置して商品を引き立てます。
撮影に入る前に撮影のイメージの方向性を決めておきます。

使う商品はコロンです。
商品が半透明で光を入れることによる表現がわかりやすいので作例に使いました。

それでは撮影イメージを考えましょう。
お天気の良い日の朝、起床してお風呂上がりにコロンを使うというイメージでスタジオのライティングで朝の空気感を感じる画像を撮影をすることにしました。

小道具を使う

お風呂上がりですからシチュエーションは浴室または洗面台のタイルの上がいいでしょう。
タイルはホームセンターで買ってきて撮影用にスタジオに常備しているタイルを使用します。

まずは撮影台にタイルを並べます。
本来タイルには目地がありますが単純に並べているだけですのでご勘弁ください。

並べ方は横でも良いですが今回は斜めにしました。

商品のコロンを置いて撮影してみましょう。


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化粧品イメージ撮影の実際

ライトはトップと左から入れています。
いかがでしょうか。
ビンの色は良く出ていますがちょっと透明感が足りないような気がします。
業界用語で シズル感が足りないとでも言うのでしょうか。
透明な容器の場合中に入っている液体の表情を出したいですね。
ライティングを変えてみましょう。

後ろからライトを入れる

いかがでしょうか。
トップにあったライトを少し後方に移動しました。
ビンの透明感 タイルの反射 が俄然と浮き立ってきましたね。
私は常々思っているのは商品の質感は逆光の使い方次第だと思っています。
逆からの光を上手に入れると質感がグッと出てきて商品の存在感が表現ができると考えています。

シズル感出ましたか?
ちょっとした工夫で、商品の表情はかわります。

きれいに撮影出来ましたが、これだけではちょっと寂しいのでもう少し工夫して
水回りのイメージの小物を置いてみましょう。


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小物を構成してイメージ撮影する。

タオルにしてみましょう。
事務所に置いてある物でしたので、折皺がついています。

スチームをかけます。
アイロンですとプレスすることになりタオルがつぶれてふんわり感がでなくなってしまいますのでスチームを掛けた方が良いです。


左側にグリーンを入れてみました。
オーソドックスな撮影ですが雰囲気は出たのではないでしょうか。

色の調整と画像処理をして完成です。

簡単なイメージ撮影でしたが構成次第で訴えかけるイメージを作ること可能です。
商品撮影は正面からの光で色味や形状を表現しますがそこへ逆からの光を加えることによってグッとスパイスが効いてイメージが色っぽくなります。

スタジオにセットを組んで
窓辺に置いてある化粧品のイメージ撮影

化粧品のイメージ撮影でキーワードになるのは 明るさや清潔感 上質感 自然 安全 空気感 みずみずしさ などです。
それを表現いたします。

下の画像をご覧ください。
私たちのスタジオで撮影いたしました。
ハウススタジオではありません セットを組んでの撮影です。

窓から見える外の風景と差し込む光が透明感を演出しています。
窓枠は弊社で作り白いペンキで塗りました。

DIYです。

後ろの壁もハレパネに壁紙を貼って用意いたしました。
撮影用に色々な壁を複数在庫しています

窓の外の壁の印象を変えてみました。
明るい壁にしてみました。
印象がかなり変わりますね

窓枠を変えました。
ナチュラルの窓枠です。

なんとなく別荘の窓辺からの景色のように見えますでしょ。

窓の外の風景画像を画像処理ではめ込む

これらの窓の外の景色は実際の撮影で緑も壁も良いしましたが窓枠に画像を嵌め込んで作ることもできます。

窓の外には白樺の木を
違和感ないようにぼかして入れてみました 
山荘からの外の風景イメージです。

こちらは海の風景です。
海なら窓枠は白いほうが良いでしょうか。

ハウススタジオでなければ難しいと思われる撮影も工夫次第でスタジオでも様々なイメージを作ることが可能です。
ご相談いただければお客様に合ったご提案ができると思います。
もちろんハウススタジオでの出張撮影もいたしますぜひご相談ください。


私たちの化粧品撮影

私たちは化粧品や商品の撮影を受け付けております。
有名ブランドの撮影からD2Cのお客様まで幅広く撮影を行っております。

的確なアドバイスをいたしますお問い合わせは無料です

ご予算などありましたら柔軟にご対応いたします。ぜひお問合せください。

化粧品の切り抜き撮影

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微妙な立体感の表現

  • 丸いふくらみの部分はハイライトのグラデーションで表現いたします。
  • クリスタルの筐体も一つ一つ分離するように陰影をいかします。

ホットスタンプの表現

  • ロゴ部分はハイライトを入れて表現いたします。
  • 盛り上がっている部分窪んでいる部分も丁寧に表現します。

シズル感の表現

  • スプレーの噴射シーンやスポイトから垂る瞬間 テクスチャーや中に入っているラメの表現などシズル感を表現いたします。

化粧品のテクスチャー撮影

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撮影後はプロのレタッチ技術で仕上げを行います。
自然な美しさを保ちつつ 不要な欠点を修正し
製品本来の魅力を表現いたします。


化粧品のイメージ撮影

イメージ撮影では並べ方と背景の設定は重要です。無駄な要素を取り除き、化粧品の主役となるような背景を選ぶことで、商品の魅力を最大限アピールします。複数の商品の並べ方(スタイリング)ひとつで商品の魅力は左右されてしまいます。長年のキャリアから商品配置に精通したカメラマンが行います。

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クライアント様からの声

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