09.09
化粧品の化粧箱の撮影方法(2)
前回の続きです。
前回は箱を正面から撮影したらカメラが反射してしまい困った所まででした。
正面の写真が欲しいのですがとりあえず商品をカメラが写らないギリギリまで左に回転させます。
そのことによって左のアトレー(トレッシングペーパー)の光を商品に反射させて色や質感を出します。
左が BEFORE
右が AFTER
どうです?
小さい対象物だと長いレンズを使って離れて撮影してもどうしても映り込みますがちょっとした工夫で反射を逃げれるのです。
もちろんライトの位置も大切です。
商品がきれいに出るように、かなり工夫をしています。(そこらへんのノウハウはナイショ企業秘密(笑)です。)
横を向いしまっていることは最後に切り抜く時に一緒に正面に向いているように画像処理します。
厳密に言うとそのような処理をすると、表面の文字が歪んでしまうのですが、ほんの少し左に向いているだけですので無視していいゆがみです。
ここからは撮影した商品を画像処理いたします。
ゆがみをなくし商品の傷を修正して切り抜きます。
フォトショップを使い歪みを補正します。
切り抜きました。
しかし、まだ商品に傷があり色味も商品とはすこし違うようです。
微妙な色を補正してトーンカーブで明るさとコントラストを調整して出来上がりです。
いかがですか?
光る箱を本当にきれいに撮影するのには手間が相当かかります。
激安撮影のワンカット500円では撮れません。
それでも私たちではこれだけ手間のかかる撮影でもリーズナブルな料金で撮影いたします。
是非一度ご相談ください。
次回は口紅本体の撮影をします。
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