2024
10.01
化粧品のテクスチャー撮影

化粧品テクスチャー撮影 素材撮影

化粧品の撮影方法

化粧品テクスチャー撮影 素材撮影


コスメの質感の表現

化粧品のパッケージの撮影をすると同時にその化粧品の色とツヤ感 質感テクスチャーを表現できないかとのご依頼をよくいただきます。
液体の硬さにより表現方法は変わりますがいくつかご紹介いたします。

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撮影の手順

1.ライティングはあまり柔らかい光ではない方がよくテクスチャーが光の反射を受けてハイライトで艶感を表現できたら最高です。

2.背景は切り抜いてしまうことが前提ですので化粧品がのりやすく簡単に拭き取れるようなアクリル板などが良いです。

3.撮影対象が小さいのでレンズはマクロレンズを使用します。それも撮影対象からなるべく離れて撮影したいので望遠系のマクロだったら申し分ありません。

4.液体状のものですのでなかなか良い形になってくれません 商品の形が良いものができるまで繰り返し作って良い形と思われるものは全て撮影をして モニター画面上で良いものを選びましょう。

5.選んだものは画像処理で形を整えて完成させます。

6.もし切り抜きで使うのではなく背景が欲しい場合は背景を別で撮影をして後でできたテクスチャーを合成するというやり方が良いかと思います。

リッププランパー

丸くなるようにプランパーをアクリルの上に流します。
綺麗に丸く盛り上がるようにするにはちょっとコツが必要です。
方法は企業秘密です。(笑)
透明感を出してラメが入っていますのでキラキラした感じも出ています。
最後に画像処理をして仕上げています。

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次はプランパーを指でこすって表情をつけてみましょう。
化粧品の色見本でよく見るパターンですね。

これは何回も綺麗に出来るようにアクリルに擦り付けています。それでもはみ出てしまうところ 気泡が入ってしまうところは画像処理をしています。

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ホワイトクリーム

白いクリームや透明な素材のもの 泡はいかがでしょうか。

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白いものを白い背景の上に表現するのは少し工夫が必要です。背景と同化しないよう影をつけて浮き上がるようにします。
それとあまり真っ白に撮影すると分離しないのでスミっぽくならない程度にグレーを残しハイライトを入れて白を演出します。

クリームのツノたて

クリームの蓋を開けて、クリームがツノが立ったテクスチャー写真です。
テレビのコマーシャルでもよく見ますよね でもクリームの硬さによってうまくツノが立つものとそうでないものがあります。
簡単に出来る商品は本当にすぐに出来るのですけど、ダメなものは全然ダメってこともあります。

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アイシャドウ

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次はアイシャドウです。ケースの蓋を開けるととっても綺麗に盛り上がっていましたのでそのまま撮影しました。
ライトを反射させてツヤ感を表現 色味がよく出るようにライティングしました。
ハイライトの反射は同じようにはなりませんので画像修正で対応します。

ファンデーション

ファンデーションです。
こちらは粉ですのでデコラ板の上に粉をふり落として上から平らなもので抑えました。

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私たちの化粧品の撮影案内

それぞれの化粧品に合うライティングで撮影。
カラーマネージメントシステムを導入して実際の商品の色に
忠実な写真を提供することを心がけており、お客様がご購入前
に正確なイメージを得られる画像にいたします。

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曲面のディテール表現の再現性は
コスメ画像にとって必然です。反射するものや
ホットスタンプによるロゴなど正確に表現

微妙な立体感の表現

  • 丸いふくらみの部分はハイライトのグラデーションで表現いたします。
  • クリスタルの筐体も一つ一つ分離するように陰影をいかします。

ホットスタンプの表現

  • ロゴ部分はハイライトを入れて表現いたします。
  • 盛り上がっている部分窪んでいる部分も丁寧に表現します。

シズル感の表現

  • スプレーの噴射シーンやスポイトから垂る瞬間 テクスチャーや中に入っているラメの表現などシズル感を表現いたします。

透明感の出るライティングで立体感を表現 反射する金の箔押しも画像処理で再現

化粧品撮影に関するよくあるご質問(Q&A)

Q1. 小ロットでも撮影できますか?
A. はい、1点からでも撮影可能です。
単品商品のブツ撮りはもちろん、シリーズ撮影やカラーバリエーションの展開なども柔軟に対応しております。

Q2. 撮影に使用する 小道具や背景は用意してもらえますか?
A. はい、必要に応じてご提案・ご用意可能です。
透明感や高級感のある背景を演出するアクリル板、素材など、テクスチャ背景(大理石、布など)造花も揃えております。お客様の世界観やブランドイメージに応じてご提案いたします。
イメージに合うものが弊社になくてもご手配可能です。その場合は別途料金をお願いいたします。

Q3. 撮影に立ち会いは必要ですか?
A. イメージ撮影は立ち会いをお願いいたします
化粧品本体の正面カットだけでしたら立ち会いなしでお任せいただいて結構ですが イメージ撮影は撮影前に構図・雰囲気・仕上がりイメージを共有させていただき弊社スタジオにおいでいただき立ち会い撮影でお願いいたします。

Q4. 化粧品の質感(透明感やツヤ)テクスチャーをきれいに撮れますか?
A. はい、ライティングとレタッチを駆使し、美しく表現いたします。
クリームやリキッド、ガラス瓶など、素材ごとに最適な光のあて方を熟知しております。反射・透過処理や、色補正も丁寧に行います。テクスチャーに関しましても高い経験値から質感を高く美しく撮影いたします。

Q5. 撮影後のレタッチや色補正は含まれていますか?
A. はい、基本的なレタッチ(ゴミ除去・色補正など)は撮影料金に含まれています。
特殊な合成・ホットスタンプのロゴ修正などが必要な場合は、別途ご相談となりますが、商品をご確認後明瞭なお見積りを事前にご提示いたします。

Q6. 撮影したデータはどのように納品されますか?
A. 原則オンライン(ファイヤストレージ)で納品いたします。
基本的に高解像度のJPGで納品いたしますが ご希望のファイル形式やサイズ・解像度にも対応可能です。リネームやリサイズもご相談ください。別途料金がかかる場合がございます


Q7. 撮影にかかる日数はどれくらいですか?
A. 通常、撮影から納品まで3〜7営業日程度です。
商品点数や撮影内容によって変動いたします。お急ぎの撮影も可能な限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

Q8. 撮影用の商品はどうやって送ればいいですか?
A. 宅配便などでスタジオ宛にお送りください。
撮影終了後は商品を返送いたします(元払い・着払いどちらも対応)

クライアント様の声

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