化粧品やオーディオ製品など どんなに注意して綺麗にしても撮影した後にホコリが見つかることがよくあります。
パソコンで拡大して見ますからなおさらです。
下記の写真をご覧ください。
少しわかりにくいですが赤丸印部分にホコリがあります。

私たちは撮影後納品するときには必ず拡大確認して もしある場合は必ず消去してから納品いたします。
もちろん料金はかかりません。
下の画像は全て消去した画像です。

画像処理ついでに以前私たちが撮影したカップヌードルのスケルトン写真のご説明をいたします。
下記の画像は小学校の教科書用にカップヌードルがどのように入っているか説明するための画像です。
カップを綺麗にカッターナイフで切って中が見えるように撮影します。
実はこれは全て別々に撮影してから 合成処理しています。

まず最初に切断したカップだけの撮影をします。全体に光が回るように撮影しました。
綺麗に切断するのはコツが必要です。

次は麺だけを撮影します。このときには麺だけを大量にスタジオに持ち込み形の良いものを選びました。
それでも気になるところがあると画像処理で対応です。
上にのっている具も沢山用意したものから形の良いものを選んでバランスよく乗せていきます。
微妙に後ろにエビが見えたり卵が隠れたり調整しました。

これをカップの中に画像処理で入れるわけですが 単純に入れるだけではやはり違和感が出てしまいます。
どちらの画像も光を綺麗に回して撮影していますので立体感がありません。
合成するとともに 影を微妙につけて立体感を出していきます。

カップからはみ出ているところは中に入れます。

上の写真の丸のところが明るいままです。影になっていますから暗くないと違和感があります。

赤丸部分を暗くしました。これはカップの口に蓋をして影にして撮影したものを切り取って差し込みました。

明るいものを単純に選択して暗くするには無理があるので撮影したものを差し込みました。

あとは微妙なトーンの調整をして完成です。